あらあらー、おやおやー、それからどんどこしょー?
どうも。
いち、プログラマのyu1rowです。
最近買ったZBOX nanoにLinuxを入れて遊ぼうと思いまして。
どんなディストリビューションを入れようかと色々悩んで、結局Ubuntu Serverを選択しました。
そんでもって前回、ブート可能なインストール用フラッシュメモリを作成しました。
さて、インストールはどうなったんでしょうか?ってのが今回のお題。
結論から言うと、インストールは成功
少しばかりの紆余曲折はあったものの、インストールは成功しました。
ただ、いくつかの注意点を挙げておきます。
- フラッシュメモリはUSB3.0(青い方)に繋いではいけない
- 前回作ったフラッシュメモリはレスキューモードを使う必要がある
- レスキューモードインストールなので、途中(パーティーション作るところ)でちょっと迂回が必要
- インストール直後、画面が見えなくなったらCtrl+Alt+F1で仮想コンソールを使う
あとインストール中、「もう全然ダメ、最初からやり直したい!」 ってなったら[Ctrl]+[Alt]+[Del]で再起動したって下さい。
さて、具体的な紆余曲折っぷり、お暇な方は以下を見ていって下さい。
まずは、ZBOXに色々ブっ刺す
XBOX・・・じゃなかった、ZBOXに色々刺します。
刺したものは以下のとおり。
- 使い古したUSBキーボード(普通の109日本語キーボード)
確か、日本橋の古ぼけた電気屋で昔500円くらいで買ったヤツ - 前回作っておいたフラッシュメモリ
これ、USB3.0の端子(端子の中が青色になっている方)に繋ぐと、インストール途中で進めなくなってしまうんで注意! - お手軽だったんで、HDMIケーブルでリビングに置いてあるテレビ(REGZA)に繋いでみた
- 当たり前やけど、ACアダプタ刺さんと、電源入らへんよ?
閑話:BIOS設定画面と起動デバイス選択
話の本筋とは関係ありませんが、豆知識です。
ZBOXの起動直後に特定のキーを押すと、BIOS設定したり、起動デバイスを選択したりできます。
- [DEL] Key
ZBOXのBIOSセットアップ画面を表示させることができる。
今回は日付と時刻を調整してみた。
日付と時刻は[Main] - [System Date], [System Time]で設定できる。
設定したら、[Save & Exit] - [Save Changes and Exit] - [Yes]で保存して終了。 - [F7] Key
システムの起動元のデバイスを選ぶことができる。
BIOSであらかじめ起動デバイスを選ぶのが面倒な時に便利かも。
今回、インストールにフラッシュドライブを使うので、[Please select boot device]と表示されているところでフラッシュメモリ(例:[I-O DATAUSB Flash Disk AB])を選ぶ。「AB」ってなんだ?
閑話休題:インストール開始!
っと意気込んでみたものの、フラッシュメディアから起動した画面で、[Install Ubuntu on a Hard Disk]を選んでみてもウンスン言いません。全然ダメ。
色々試してみて、[Advanced options] > [Rescue a broken system] でインストールできそうな画面が出てきました。
困ってた人、コレを選びましょうねw
※なんで「Insutall Ubuntu」がダメだったのかは未調査です。知ってる人教えてー!
よし、ガンガンいこうぜ!
あとはまぁ、日本人ですから「日本語」を選んでみたりとか、そーいうのはありますけど、適当にガンガンとインストールを進めていきます。
インストールの時に選んだオプションをご紹介します。
- [Language] -> [Japanese - 日本語]
- [国・領土・地域] -> [日本]
- [Detect keyboard layout?] -> [いいえ]
- [キーボードが由来する国] -> [日本語]
- [キーボードのレイアウト] -> [日本語]
※今回使ったのは一般的な109キーボードなんで…
※このあと、ロードとかでちょっと待つ。ソワソワせずに、待ってやる。 - [プライマリネットワークインターフェイス] -> [eth0] -> [キャンセル]
※LANケーブルも刺さなかったし、無線LANの設定も面倒だったので…当然[ネットワークの自動設定に失敗しました]って出るけど、まぁ気にせず[続ける]を選択。 - [ネットワークの設定方法] -> [今ネットワークを設定しない]
※ネットワークの設定は後ですることにした。 - [ホスト名] -> [pooh] -> [続ける]
※サーバー名にはよく神話の神々の名前、星座なんかが使われるけど、ディズニーキャラクターの名前使っている人がいるのを見て真似してみた。今回は邪悪なる天然蜂蜜熊、「pooh(プーさん)」を使う。
※ここで「pooh.hogehoge.com」みたいなFQDN名を使うとダメみたい。ちょっと怒られる。 - [ルートファイルシステムとして使うデバイス] -> [戻る]
※ココ、今回の注意点!レスキューモードでインストールしているので、ハードディスクをマウントしようとする。
買ったハードディスクは新品、フォーマットもされていなくてもちろんマウントできないので、[戻る]を選択して以下のステップを進めていくこと。 - [インストールプロセスの次のステップの選択] -> [ディスクのパーティショニング]
- [パーティショニングの方法] -> [ガイド - ディスク全体を使う]
※面倒だったんで勝手にやってもらった。もちろん自分で設定したい人は手動でやってもいいよ!真似しなくてもいいよ! - [パーティショニングするディスクの選択] -> [TOSHIBAの500GBのハードディスク]
※今回買って繋いであるハードディスクを選択した...っていうか、選択肢がこれしかなかったwもちろん、違うメーカーのハードディスクとか、SSDを買った人は違う表示がでるかんね!
このあと、↓のような表示が出た。- [パーティション1] -> [ext4]
- [パーティション5] -> [swap]
そしてデフォルトのファイルシステムがext4!
みんな待ってた(?)ext4!少なくとも俺は待ってたext4!やったね!
ext3の弱点を補ったファイルシステム!詳しくはググれ。 - [ディスクに変更を書き込みますか?] -> [はい]
※この直後、ハードディスクの中身が消えるから注意!パーティショニングされるのをしばらく待つべし。 - [新しいユーザの本名(フルネーム)] -> [自分の名前を入れる(例:Steve Jobs)]
- [あなたのアカウントのユーザ名] -> [ユーザIDを入れる(例:steve)]
- [新しいユーザのパスワードを選んでください] -> [パスワードを入れる]
- [確認のため、再度パスワードを入力してください] -> [もっかいパスワードを入れる]
- [ホームディレクトリを暗号化しますか?] -> [※お好みで]
※今回俺は暗号化せんかった。 - [このシステムのアップグレードをどのように管理しますか?] -> [※お好みで]
※今回俺は自動的にアップデートするようにしてみた。 - [インストールするソフトウェアの選択] -> [※お好みで]
※今回俺はとりあえず何も選ばんかった。 - [マスターブートレコードに GRUB ブートローダをインストールしますか?] -> [はい]
※インストールせな、起動してくれへんでw - [システム時間を UTC に設定していますか?] -> [いいえ]
※俺は家のPC全部をJSTで統一することにしている。Windows(J)デフォルトもJSTやし。[はい]でUTCにしても普通は全く問題ないと思う。
終わったー!再起動再起動…って何も見えへんやんけ!!!
再起動しても、動いているように見えるのに、TVに何も表示されんくなりました。
理由はなんとなく想像つくんですが、まぁそれは省略。
どうすりゃいいのかだけ簡潔に申しますと
- [Ctrl]+[Alt]+[F1]を押す
※[F2]~[F6]のどれでもいいけどね!
これでテキストのログイン画面が出てきます。
今回の例だと、こんな感じ。
pooh login:ここでユーザIDを入れて[Enter]、パスワードを入れて[Enter]、これでウェルカム的なメッセージが出てきたらインストール&ログイン完了!
お疲れ様っした!!
次何しよう?
次、こんなことします
- 電源入れたのに、テレビに何も表示されないのをどうにかしてみる
- インターネットに繋がるように設定をする
- ファイアーウォールの設定をする
- テレビに繋がなくても操作できるように、他のPCからつなげられるようにする(OpenSSHをインストール&設定する)
お楽しみに!
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