Windows 7 Home Premiumでリモートデスクトップしたいよう
こんにちは。イチ、プログラマのyu1rowです。
メインの開発用に買ったZENBOOKですが、OSがWindows 7 Home Premium(x64)なので、リモートデスクトップ(ホスティング)が使えません。
あ、もちろんクライアントは使えますよ。
そんなとき、リモートデスクトップを使えるようにRDPのモジュールにパッチを当てる方法を見つけたのでご紹介です。
※勿論、これを実施するか否かは個人の判断の元、自己責任でお願いします
リモートデスクトップぅ?
そもそもリモートデスクトップは知ってますか?
要はWindowsをネットワーク経由で遠隔操作するサーバー/クライアント/プロトコルのことです。
クライアントは「Windowsキー」+「R」で出てくる「ファイル名を指定して実行」で「mstsc」と入力するとすぐ起動できます。れっつとらい。
あと、MicrosoftさんはMac用のクライアントも無料で公開してるんです。マカーな人は使ってみて下さいな。
Microsoft Remote Desktop Connection Client for Mac
他のイイコト
以下でパッチの紹介をするんですが、多分UltimateやProfessional、Enterpriseにも適用できるんです。
で、使っているOSがHome Premiumであるかどうかに関係なく、パッチ当てると当てる前に比べてちょっとイイコトがあるんです。
恒常的にRDPを使用している方なら知っていると思うんですが、現在のWindowsはマルチユーザログインできるのに対して、リモートデスクトップでWindowsに接続しようとすると既にログインしているアカウントはログオフしなくちゃいけません。
しかしこのパッチで"Enable multiple logons per user"というオプションを有効にすることで、ユーザごとに別々のセッションを割り当てることができるためこれを解消できます。
これは便利やでぇ・・・!
パッチのご紹介
まずダウンロードリンクからZIPファイルをダウンロードして解凍してください。
[For Windows 7 SP1 (x86/x64)]
Concurrent_RDP_patcher
解凍して出てくるexeを実行すると以下のようなウインドウが表示されます。
適切なオプションにチェックを入れて[Patch]ボタンを押すと、もう完了です。アラ簡単!
オプションの説明も書いときましょう。yu1rowって親切!
オプション | 説明 |
---|---|
Enable multiple logons per user | 前述の通り、ユーザ毎に別々のセッションでログオンできるようにします。 既にログオンしているユーザがログオフにされることは無くなります。 ただし、マシンパワーが無いとすごくPCが遅くなるかもしれません...よ? |
Enable blank password logons | パスワード無しのログオンを有効にします。 ただしセキュリティ的に如何なものかと思いますので、これを有効にする人は少ないでしょう。 |
注意点
- 前述のパッチが当たらないよー!って場合、DLLのバージョンが変わってたりすることが考えられます
2012/07/06時点では上記パッチが使用できましたが、今後のWindowsアップデート次第ではどうなるかわかりませんのでご注意下さい - RDPのサーバ側はTCP/UDPの3389番を待ち受けポートとして使用しますファイアーウォールやルータのNAT設定などで受信ポートを空ける設定をしないと接続できない場合がありますのでご注意下さい
設定方法は...環境によっていろいろなんで、各自で調べて下さい
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